自然流産後の妊娠確率が高いって本当!?

妊娠したにも関わらず、残念ながら流産してしまうということは、誰にでも起こりえることです。

 

流産する要因は様々ですが、実は全体のおよそ10〜15%の確率で流産が発生してしまうと言われています。

 

ところが、流産は大変辛いことである一方で、「自然流産後は妊娠確率が上がる」という説があります。

 

本当ならば多くの妊活中、妊娠中の人にとって希望となることでしょう。それは事実なのか、事実であるならばなぜなのか、その理由について探ってみたいと思います。

 

妊娠週毎の流産の確率ってどのぐらい?>>

 

そもそも自然流産とは?

自然流産後,妊娠確率

流産とは「妊娠が継続できなくなること」を意味しますが、状態に応じて細かい呼び方が変わります。

 

今回とりあげる自然流産は、人工的に行われる流産(人工妊娠中絶)を除いた、何らかの要因で自然に起きてしまう流産のことを示します。

 

そして、自然流産は症状によって大きく3つに分類することができます。

  • 安定期に入る前に流れてしまう安定期前の初期流産
  • 何らかの理由で胎児が子宮内部で亡くなる稽留(けいりゅう)流産
  • 着床後に異常が起きて胎嚢ができる前に出血して妊娠が成立しない化学的流産

 

なお、3つ目の化学的流産については、病院によってはそもそも妊娠が成立していないとも言えるため、厳密には流産として扱わないこともあります。

 

化学流産の場合は、100%着床が成立している状態ではありません。そのため、子宮の状態はにはほとんど変化がないため、流産後の妊娠確率が高くなることはありません。

 

つまり、化学流産前と同じ確率ということになります。

 

そして、今回とりあげる「自然流産後の妊娠確率が上がる」に関連するのは、1つ目の「安定期前の流産」と2つ目の「稽留流産」です。

 

流産の時期とその種類についてはこちら>>

 

なぜ自然流産後は妊娠の確率が上がるの?

自然流産後,妊娠確率

自然流産を引き起こすと、亡くなってしまった胎児を子宮の外に排出しなければなりません。

 

この時、自然にまかせて生理のような出血と共に排出されることもあれば、掻爬(そうは)と呼ばれる「子宮内から胎児などを掻き出す」という手術が必要になることもあります。

 

まず、自然に排出された場合は、子宮内は通常よりも綺麗に整った状況になっていると考えられます。

 

そのため、通常よりも妊娠しやすい環境になっていると言われており、これは医学的にも証明されていることなのです。

 

ただし、子宮の状態については医師の診断が欠かせませんし、「一定回数生理が来てからにしましょう」といった指導を受けることもありますので、かかりつけの産婦人科医に相談しましょう。

 

掻爬を行う場合は、そもそも手術の要否について医師が判断します。判断を行うための経過観察中に、自然に排出されることも珍しくはないからです。手術が必要だとなった場合は、通常保険適用の手術を受けることになります。

 

この場合も、自然な時と同じように子宮内は綺麗になるため同様に確率は上がりますが、器具を使った処置を受けたことで、何らかの負担がかかっている可能性もあります。こちらもやはり、医師の指示をよく聞くことが大切です。

 

流産後の妊活

流産後の妊活は、最低でも生理が1〜2回来てから始めるようにしましょう!
生理が来ても排卵しているとは限らないため、医師に状態を確認してもらった方が良いでしょう!

 

詳しい内容は、以下を見てみて下さい♪

流産後の妊活はいつから始めればいいの?

 

関連ページ

流産の時期とその種類
流産は妊婦さんにとって、心配なことの一つですよね。初期は原因がはっきりわからない流産でもあるので不安も大きいと思います。流産の種類や起きる時期についてまとめてみました!
高齢出産は流産するリスクが高い?
高齢出産になると流産のリスクは高くなる?これはどうしても避けられないことです。加齢とともに流産やその他の異常の確率は上がってしまうのが事実です。ですが年齢に関係なく流産は起きるものです。リスクについて詳しくみていきたいと思います!
流産後の妊活はいつ再開?
流産してしまったら、すぐにまた妊娠したいから早く子作りを再開したいと思う女性がいると思いますが、ちょっとまってください!流産後は身体的にも精神的にもダメージが大きいです。流産後すぐ妊娠することはさらなる流産に繋がる可能性がでてきます。詳しく説明していきます。
心拍確認後に流産してしまう確率は?
心拍確認は、妊婦さんの中でも大事なポイントですよね。無事に心拍確認ができると、流産の確率がぐんと下がると言われているからです。それではどれくらいの確率なのか?どういったことに気を付けたらいいかまとめてみました!
妊娠週毎の流産の確率ってどのぐらい?
妊娠週数が上がると流産の確率は下がっていきます。妊娠10週目くらいで2%とかなり低い確率までさがります。具体的なデータで週数ごとにまとめてみました!
流産してしまうと妊娠しにくい体になってしまうの?
最初の妊娠で流産を経験してしまうと、妊娠しにくい体になってしまうのではないかと心配になってしまう人は少なくないでしょう。妊娠しにくくなると耳にすることでより不安を感じてしまい、それがストレスになることもあります。流産は女性にとってとてもつらく哀しい経験ですが、その原因や解決方法を知ることで次の妊娠を無事に進められる可能性も出てきます。2回目以降妊娠してもまた流産してしまう確率はどのくらいなのか、何度も流産を繰り返す原因があるとしたらどんなものがあるかを調べてみました。
流産しやすい人に何か特徴はあるの?
流産しやすい方は体質だろうか、遺伝だろうかと不安な気持ちになるはずです。主に考えられるのは染色体異常、冷え性、ホルモンバランスの乱れ、年齢です。しかし、原因不明の流産というものも存在するのが事実ですね。
流産に一番気をつけないといけない時期は?
やはり一番流産しやすいのは妊娠初期、人それぞれではありますが一番確率が高いのは妊娠9週目です。9週目の壁という表現をよくしますね。逆にこの9週目を過ぎると流産しにくくなります。