流産の種類は時期によって色々あります

化学流産

化学流産は、受精したが着床が継続せずに流れてしまうことを言います。

 

流産のなかで最も初期の時期に起きてしまう流産です。

 

今は妊娠検査薬で陽性反応が早い段階でわかるため、妊娠を早くに知ることができることから、この化学流産に気づく人が多くなっています。しかし、昔は化学流産していることに気づかないという場合もありました。

 

そしてこの流産は医学的には、流産とは言われていません。
化学流産の兆候は生理と似ているため間違えることがあります。

 

稽留流産

稽留流産は、ほとんどの場合兆候がないことが多いです。
最初に病院へ行って妊娠が確定したあとに、次の診察時には胎児が亡くなっているというケースです。

 

稽留流産が起こる時期は、妊娠6週〜7週くらいです。

 

この初期の稽留流産の原因は、受精卵の染色体異常がほとんどで母体に原因はありません。そのため、母親が自分自身を責めることはありません。

 

ただ、最近では稽留流産が増えてきているそうです。原因はストレスをたくさん受けていることが関係しているようです。

 

ストレスは子宮周辺の血流を滞りやすくしてしまいます。そのため、不完全な卵子が染色体異常を起こしやすくなるのです。その結果、稽留流産を起こしやすくなります。

 

また、初期の流産の中で菌の感染が原因で流産することもあります。風疹・B型肝炎・サイトメガロウイルスなどの病気で、この菌が血液から胎児にまで届いて感染してしまうと胎児に重篤な障害が残ったり、最悪の場合死亡する可能性が高くなってしまいます。

 

進行流産

進行流産の症状は出血があり、子宮口が開いて流産の状態となります。

 

この後子宮のものがすべて子宮の外へ流れてしまう「完全流産」か、子宮のものの一部が流れて、一部は残っている「不全流産」のどちらかになります。

 

不全の場合は子宮内容除去手術が必要になることもあります。

 

子宮外妊娠

子宮外妊娠は、子宮以外のところで受精卵が着床してしまうことです。

 

そのまま放っておくと大出血をおこして、最悪の場合命に係わる状態になるため、外科手術で受精卵を取り除かなくてはいけません。

 

子宮外妊娠は9割ほどの人が卵管で起きていますが、最近は卵管を除去せずに着床箇所のみを除去する腹腔鏡手術が増えているため、術後も次の妊娠ができるようになります。

 

子宮外妊娠のほとんどが初期段階に発見されます。

 

切迫流産

切迫流産は、出血や腹部の痛みなどの症状が起きる、流産が起きる可能性が高い状態であることです。

 

切迫流産は、ストレスや身体的な負担によって起きることが多い流産です。初期の段階で体を動かしすぎたり、仕事が忙しかったりして無理をしてしまい引き起こしてしまう場合もあります。

 

診断された場合は、横になって寝たきりの絶対安静になります。
妊娠22週未満の時期で起きることを切迫流産と言います。

 

まとめ

流産,時期,種類

いかがでしたか?流産といっても様々な原因から引き起こされます。

 

必ずしも母体が悪いから流産してしまうわけではありません。流産は精神的にも身体的にも辛いものです。

 

ですが、それを乗り越えて無事に出産を迎えている方もたくさんいらっしゃいます。

 

また、流産は、母体に原因がない場合もたくさんあり、ある意味仕方のないことです。だからこそ、流産しないための最大限の努力が必要となってきます。

 

流産を予防するために、以下のことを意識するようにしましょう!

  • 安静にすること
  • 栄養たっぷりの食事を摂ること
  • 葉酸サプリを飲むこと

 

ただし、あまり流産のことを考えすぎることが、体や精神気的不安に繋がってしまいますので、あまり考えすぎないように、のんびりした気持ちでマタニティライフを楽しみましょう!

 

流産,時期,種類

 

 

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