高齢になればなるほど流産のリスクはあがる!?

女性の高学歴化、職場の地位向上、それによる男女の晩婚化などにより、高齢出産が増えてきました。

 

そもそも高齢出産の定義とは何か、年齢によって流産の可能性が高くなる一般的なリスクにはどのようなものがあるのかを述べていきます。

 

高齢出産と流産に関するリスクの知識をあらかじめ持つことで、妊娠期間の過ごし方を気をつけるきっかけになります。

 

信頼できる産婦人科医や病院を見つけて高齢出産について相談できれば一番安心です。

 

卵子も体と共に老化します

高齢出産とは、初産の場合は35歳以上、2人目以降の出産は40歳以上の場合を言います。20代で1人目を出産していても、2人目が40歳以上なら高齢出産になります。

 

女性の体に生まれながらにある卵巣の中の卵子は女性の年齢と同様に年齢を重ねます。20代の卵子は整った円形をしていますが、35歳以上になると卵子の形が楕円形などに変化し、染色体異常を起こしやすい、受精しにくく受精したとしても細胞分裂が起こりにくい、受精して子宮までたどり着いても着床しにくくなり、自然に妊娠する確率が低くなります。

 

流産とは妊娠12週までの初期から22週未満までに無事に妊娠を続けられないことを指します。妊娠6〜7週までに赤ちゃんが育たず、お母さんがほとんど気づかない繋留流産と呼ばれるものの原因のほとんどは染色体異常によるものと言われています。この世に産まれてくることが出来ずに母体に吸収されたり、自然に体の外に出る、大きくなったものは手術で採り出します。繋留流産の割合は全ての妊婦では0〜15パーセントですが、30代後半になると20パーセントから40パーセントまで高まります。

 

妊娠高血圧症による流産のリスク

生活習慣病の1つである高血圧症は、妊婦に限らず年齢を重ねれば発症しやすい症状です。

 

原因ははっきりしていませんが、肥満や塩分の摂りすぎ、遺伝などがあげられます。妊娠高血圧症になる確率が30代前半は11パーセントですが、40歳以上だと30パーセントに跳ね上がります。妊娠高血圧症によって赤ちゃんとお母さんをつなぐ胎盤の早期剥離が起きて流産の原因になったり、母体も脳出血を起こしやすく危険な状態になり、妊娠を継続できなくなる場合もあります。

 

確かに高齢出産によるリスクは十分考えておかなければいけませんが、必要以上に怖がってストレスになってもいけません。こういうリスクがあるから食事や生活習慣に気をつけて妊娠期間を過ごそう、と意識しながらも心に余裕を持つことも流産を避けるための大切な要素です。

 

妊娠や出産に関して不安がある時は、信頼できる産婦人科医に相談しながら、将来元気な赤ちゃんと出会うために不安を少しずつ解決していきましょう。

 

 

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