高齢出産は何歳までが限界?

女性の社会進出が進んだことや、初婚年齢の晩婚化、さらには医療技術の進歩によって女性が妊娠、出産する年齢はますます高齢化しています。

 

テレビでも女優や著名人が、30代後半で子どもを授かったという芸能ニュースを頻繁に耳にするようになりました。

 

一般に高齢出産とは、初産や出産回数に関わらず40歳以上で妊娠、出産することを指します。

 

では40歳を超えた場合、一体何歳までが出産の限界となるのでしょうか?
様々な側面から考察してみます。

 

実際の記録から割り出す限界の年齢とは?

まず記録に残る高齢出産の例からです。ギネスで認定されているのは、66歳358日で双子の男の子を出産したアメリカ人です。記録されたのは2006年で、この世界最高齢出産記録は未だに破られていません。

 

とはいえこれは体外受精での出産ですし、この年齢で出産することは極めて稀なケースです。

 

一方で自然妊娠で最高齢記録は、同じくアメリカ人の57歳です。これは何と1656年の記録となっています。では現実的に高齢出産の限界となるのは何歳ごろと言えるのでしょうか。医学的に女性の閉経は個人差はあるにせよ50歳前後とされています。遅い人でも55歳には閉経するものです。ですから自然妊娠に限れば50歳前半が高齢出産の限界となるでしょう。

 

事実、毎年日本でも50歳前半で自然妊娠、そして出産をしている例が報告されています。こうした記録から判断すれば40代後半でもまだ妊娠の期待が持てます。40歳前半ならまだまだ諦めるには早すぎます。

 

高齢出産のリスクから考える限界年齢とは?

とはいえ40歳を超える高齢出産となれば、当然母子ともに抱えるリスクが多くなります。次に限界となる年齢を高齢出産メリット、デメリットに照らして考えてみましょう。

 

まず知っておきたいのは、高齢出産では先天性の異常が発生する確率です。20代で1%だった割合は、40代に入ると2.4%まで増加します。日本においては、高齢出産が増えているために過去15年間でダウン症の子供が2倍近く増加しています。

 

その他にも育児には体力が必要となりますが、高齢で出産すると若い時のように動けないという事情もあります。もちろん先天異常を低下させるために妊娠前からできることはありますし、高齢で子供を育てるなら経済的には余裕があるでしょう。

 

たとえ高齢であっても良く準備計画をし、リスクを抑えることで健康な子どもを出産することは可能です。女性の卵子は加齢と共にミトコンドリアの働きが低下してしまいます。低下速度を抑えるためにも、規則正しい生活習慣を身に付け日々健康に注意していきたいものです。

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